2011年6月19日日曜日

沼津駅高架について

なんでしょね?
沼津駅の高架について昨日あたりからニュースで散見してるけど


新聞もライターの書き方で記事のイメージががらっと変わったりするんだね。

たとえば、 

「交通課題解消 最も有効」 沼津駅高架化へ有識者報告 静岡
有識者会議(座長=森地茂・政策研究大学院大学教授)は17日、「高架事業は沼津市都心部の交通課題を抜本的に解消する最も有効な手法」との報告書を川勝 平太知事に提出した。用地の強制収用を否定する県は住民の意見を踏まえて計画を進める方針を打ち出している。計画の立ち上げから四半世紀、高架事業をめぐ り反目し合う住民と県に歩み寄る余地ができるかどうかが焦点になりそうだ。

産経はわかりやすく焦点を書いてる。
まず、今回の結論である交通問題。

それと、今なぜかもっとも問題となってる新貨物駅の件。
PIの問題点の指摘もあり。


んで比較にこちら


沼津駅高架化 当面は凍結
ところが、PIの位置づけを巡って関係者間で早くも食い違いが生じるなど「早期決着は難しい」(森地座長)のが実情で、事業は当面、凍結される見通しだ。

 と、タイトルからして「当面は凍結」を強調。
まあ、当面凍結って言っても今の知事になってから進捗状況は変わってないわけで、有識者会議も「鉄道高架ありき」なディスカッションだった模様で、何のためにやったんだか僕的にはイミフなイメージ。

そもそも多くの市議がこの問題に正面から向かい合ってない印象があり。
あ、もちろん反対派の皆さんは真っ正面から突っ込んでいるのは分かってますよ。
それ以外の市議さんさ、「鉄道高架は沼津駅周辺総合整備事業の一環。まちづくりの観点からも云々…」でしょ?
一応リンク貼っときますか→沼津駅周辺総合整備事業 

支持者や支持団体の手前そんな感じで答えてるんだろうけど、、
そろそろ本気でこの問題に向かい合うべきじゃないのかね?
昭和の計画がここまで延びてきてて時代も変化し、都市に求められてるモノが右肩上がりの経済成長に伴う発展よりも、目減りしていく人口に対しての環境整備とかになってるんじゃないかな?
南北が自由に行き来出来るようになれば、今どんな発展が見込まれますか?
それよりただ行き来しやすい利便性だけが求められていませんか?

交通渋滞も、駅周辺が複数車線になった所で、今の橋を架け替えるのですか?
伊豆縦貫道の整備に伴い、今成すべきは唯一の賑わいをみせる沼津港への導線の確保はどうなっているのでしょうか?

魅力ある沼津。
それを活かしきれない行政や諸民間団体。

駅周辺だけでなく、駅やICから沼津港へのアクセス、その辺も含めたグランドデザインって物は出来ないのでしょうか?

有識者会議をするなら、今の時代にあった計画を1から再考する事も出来なかったのか?

市民がもっと関心をもって何が問題か議論し、皆で何に対して方向性を示すのか。
他人事ではなく市民レベルでの白熱した討論がもたれてもいいのではないでしょうか?

この計画の原点に立ち返って、今進むべき未来へ歩みだす事を望みます。
      

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